物理が嫌いな人必見!物理が面白くなる見方とは
「はぁ〜また物理の授業かよ。」
受験科目の一つに
物理を選択したくせに
こんなことを思いながら
学校の授業を受けていませんか?
だとしたらあなたはもう物理を
"つまらないもの"
だと頭の中で認識してしまっています。
その要因としては
・わからない
・解けない
・なんか文字が多くて嫌
なんてことがあると思います。
しかし、もうあなたは受験科目に
物理を選択してしまっています
このまま物理がつまらないもの
という認識から変わることがなければ
もちろんこの先物理が
得意になることも絶対ないでしょう
得意になることがなければ
受験科目の中の一つの物理が
本番点数が取れないわけなので
あなたが夢見る
MARCH合格
は夢のままで終わる……
なんてことに。
しかし
そんな風になりたくないですよね?
でも大丈夫です!
物理を面白いと感じることが
できれば物理は好きになれます!
実は物理が嫌いな人や苦手な人の多くには
物理は日常体験と繋がらず
想像しにくい。
というのがあります。
化学なんかは日常用品などに
活かされているので想像しやすく
また数学も建築の際の計算だったり
コンピューターだったりと
日常的に活かされている
というのがわかるので
自然と興味が出てきやすい科目ですが
物理というのは日常的に何に活かされているのか
が分かりません。
光だったり、宇宙だったり…
しかし、裏を返して考えれば
物理がどういうものに
役立ち活かされているのか
これさえわかれば
あなたは物理のことに絶対に
興味を持つはずです!
ということで下に日常的にわかりやすい
例を書いていきます!
最後まで読めばあなたは物理に対して
興味を持つきっかけを必ず掴めます
少し長くなりますが最後まで
読んでください!
「ある自動車が、120Kmを1時間半で走りました。さぁ時速は何Kmだったでしょう?」
これは「速度」を求める話です。
答えはもちろん
「速度」=「距離」/「時間」より
80km/hとなります!
最初は簡単な物理の話でした
簡単すぎましたか?
どんどんいきましょう。次の例です
ビリヤードの台の上を、玉が走っている。
理想的な状況を設定する。
つまり、台と玉の間に摩擦はなく、
玉は台の縁(へり)にぶつかったとき、
速さが変わらず、
台に対する入射角と反射角が等しいとすると、
ある瞬間に玉が
・どこに位置しているか
・どの方向に
・どのくらいの速さ
で走っているかが分かればその後
(その前でもいい)
1分後、1時間後はたまた1万年先
そして一億年先に玉がどこに位置しているかが
完全に予測可能になる
つまり玉の未来や過去が分かるのです。
少し壮大になってきましたね。
そして最後は宇宙の話です。
↓
人工衛星を地上から
地球の周りを回り続けるように
打ち上げるとしましょう。
この際あまりにも打ち上げた時の
人工衛星の速度が遅ければ
地球の重力に負けて地上に
戻ってきてしまいます。
ここで人工衛星を打ち上げた時に
地上に戻らないような最低限の速度
のことを第一宇宙速度
と言います。
ところが逆に、
打ち上げた時の速度が早すぎると、
地球の重力から逃れ、宇宙の彼方に
飛んでいってしまいます。
この時、人工衛星を打ち上げて
地球の重力を振り切ってどこまでも遠くに
飛んでいってしまう最低限の速度のことを
第二宇宙速度と言います。
さぁ人工衛星というのは地球の周りを
ずっと回らなければならないでよすよね?
ということで、
第一宇宙速度よりも速く、そして
第二宇宙速度よりも遅く
打ち上げなければなりません!
そして実はこの第一宇宙速度と
第二宇宙速度というのは
高校物理で求められるのです!
驚きですよね。
この二つの実際の数値は
前者が秒速7.9km(時速28400km)
後者が秒速11.2km(時速40300km)
となります。
つまりこの間の速度で人工衛星を
打ち上げれば無事地球の周りを
回ることができます。
実際にこれは問題として
問題集のセミナーでは基礎問題として出てきます
こんな難しそうなのが基礎問題で
出てくるんです。
なんか面白いですよね!
というように
実は物理というのは上の例で示した通り
様々な日常生活だったり
子供の時に不思議だなと感じた
現象の中に溶け込んでいるのです!
宇宙だけじゃなく、
野球だったり、サッカーといったスポーツや
最近出来ためちゃくちゃ早い
リニアモーターカーにまでも
物理の知識は溶け込んでいて
そしてその原理までもが
高校物理でわかってしまうのです!
実際に大学の二次試験では
身近な現象が問題となって出てくるんです
どうですか?
物理に対して少しは興味を
持てたでしょうか?
もちろん、この記事だけで
興味を持てるなんて人はいないと思います。
なのでまずは白紙とペンを用意して
自分が普段不思議だなと感じる
現象を書き出してみてください!
例えば
・船はなぜ浮かぶのか
なんてどうですか?
そして書き終えたら
その現象が何故起きるのか
ググって調べてみましょう!
そうすれば何故その現象が起きるのか
興味深い答えがわかるはずです。
ですがそこに書かれているのは
文面での説明だけのはずです。
先ほども書きましたが物理の面白さ
というのは、自分が今まで不思議だなと
感じていた身近な現象が
物理的な視点から
自分一人で
理解することができる
ということです!
物理では上の例2つは数式で
その原理を証明することができます。
ドップラー効果は波動
船がなぜ浮かぶのかというのは力学
を学んでいれば簡単に
数式で説明できるようになります。
なので箇条書きにした後
ググって調べて文面でわかるようになったら
学校の物理の授業でその現象
を扱う分野を勉強し終わった後に
今度はその現象を数式で説明している
ページに飛んでください!
そうすれば自分が不思議だと感じていた
現象を数式で理解できるようになります。
それが楽しいのです!
少し難しいなと感じるかもしれませんが
簡単にできるので、この記事を見終わったら
是非取り組んでみてください!