物理を得意科目にしたい。と思っていてもできないあなたへ
物理という科目が
大の苦手&嫌いでした。
数学と英語は
比較的苦手じゃなくても
物理だけはどうしても
受け入れられませんでした。
意味の分からない、ρやωなどの記号
計算式だらけの参考書
なぜそうなるのかが
理解できない解答解説
一つ一つちゃんと理解しないと
と心の中で思っていても
いつかやればいいやと
背を向けていました・・・
受験まで
一年を切っていてまでも
こんなに惰性的な
考え方をしていたというのも
僕の私生活の過ごし方や
学校での在り方から
来ていたのかもしれません。
僕は人間として高校時代は
アホ
だったのです。
先生からしつこく言われた
期限付きの提出物は
期限内に提出するのを
完全に忘れたり
部活用のランニングシューズ
を学校に持ってきておらず、
部活の練習の前に
「こいつは今日
ランニングシューズ使わないだろ」
と誰にも言わず借りた友達の靴。
実はそれがその子の登下校の靴で
部活終わりに下駄箱に
戻るとその友達が寄ってきて
顔面を思いっきりビンタ。。。
「痛っっっっっった・・・」
2時間もその子は
僕が履いていた靴を
探していたそうです。
周りには大勢の先生が
立ち並んでいて、
その中にいた学年主任の
先生に怒られ
反省文を書くことに…
次の日学校に登校したら
友達全員に笑いものに
されました。
ものすごく恥ずかしかったです。
恥ずかしかったけど
自分も笑ったふりをして
その場を済ましていました。
こんな風に周りから見て
気が抜けていて
ボーっとしている生活を
一年中送っていたため
周りからは
「クルメって何考えているのか
わからないよね。」
「人として謎」
と言われ
正直下に見られ
バカにされているのを感じました。
僕はもとより
自分の考えや意見を人に
素直に言えなかったので
誰にも自分という人間を
表現できないまま
どんどん気が
底に沈んでいきました。
本当に辛かったです。
高3に近づくと
受験の進路について
友達と話す機会が増えます。
僕もどの大学に行きたいか
自分で考えました
考えた結果
そう、
MARCH
学歴として一定のステータス。
華やかなキャンパスライフ。
素晴らしい人との出会い。
様々な妄想が
僕の頭の中で膨らみ
いつの間にか
『夢』になっていました。
しかし、ひとたび
僕がそれを口にすれば
「お前アホだから無理だろ(笑)」
とか
「クルメMARCHめざしてんの?
いいねぇ~(笑)(笑)」
とバカにされました。
本当に悔しかった。
そのたびに切り替え、
MARCH合格に向けて
勉強しようとしました。
しかし、
何よりも受験にとってマイナスなことが
1つありました。
僕は当時サッカー部に入っていたのですが
引退時期が10月半ば
と遅く、
夏休みは休みが全部で5日で、
2学期になっても週6日
というペースで
部活があるということです。
勉強時間が膨大に取れる夏休みは
ほとんど潰れ、
2学期に入ってからも
十分な時間がとれないという
ことです。
はっきり言って
他の受験生と比べれば
めちゃくちゃ不利です。
まじでうちのサッカー部は
受験に適さないなと感じてました
でも
バカにしている
あいつらを
見返したい。
憧れのMARCHに
絶対に受かりたい。
そんな思いが胸の内にあり
そろそろやらなきゃ
ヤバイなという危機感から
高3の4月から全力で
苦手克服をしようと
決めます。
学校から配布された問題集を
ひたすら解きました
本屋で自分に合いそうな
参考書を買い、
何度も見返しました
学校の授業を先生の言葉
一言一句逃さず聞き、
ノートにまとめました。
これを約一か月続け、
本気で頑張りました。
英語や数学は
いったん横に置いといて。
しかし、
苦手克服の兆しは一切見えなく、
どうすればいいんだろう…
と不安や危機感ばかりが
積もるばかり、
そんな中受けたセンター模試で
コテンパンにやられます
全く解けず、ランダムで15点。
その模試の結果を受け、
このまま自分で勉強しても
一生物理は苦手なままだと
そう思い高3の8月、
ある塾のある物理の講師の授業を
体験で受けに行きました!
その先生は以前Youtubeで
授業を見たことがあり
知っていたのです。
するとなんと!
その授業、学校の授業とは全く違い
先生の言っていることが
みるみる頭に入ってきます!
自分が今まで全く分からなく
悩んでいた高い壁が
ドカァーンと
その先生に壊されたように
爽快に分かっていくのです!
どれだけ長くその先生の授業を
聞いていても
飽きることはありません。
そして僕は気が付きました。
その先生の教え方がうまい
というわけではなく
自分の物理に対する考え方や
勉強の仕方そのものが
間違っていたのだと。
その先生は物理を勉強する際の
正しい考え方や方法を
教えていただけなのです!
その後僕は自分の勉強に
その勉強方法を取り組み
実践していきました!
するとそれまでとは
比べ物にならないくらいに
物理の理解度が深まり
苦手科目だった物理が
大好きな科目に!
部活があるのでどうにも
たっぷりとは時間が取れなかったですが
コツコツと進めていき、
12月のセンター模試では
なんと
100点中90点!!!
得意科目に様変わり
そして憧れのMARCHの二次試験
青山、法政、中央、明治
となんと受けた学部学科全てに合格し
MACHを
制覇しました!!!
物理が苦手で、
足を引っ張っている頃とは
全然違います
物理を得意科目とし、
物理のおかげで
かろうじて受かる
なんて大学も少なくなかったです!
そして
周りからの印象も変わりました
僕のことを無意識にも
バカにしていた人に
「ミライすごいじゃん」
「おめでとう!」
と羨ましがられるようになり、
部活の後輩からは受験と部活の両立の方法や
物理の勉強方法についての
アドバイスを求められるようになりました。
なぜそんなことが
できるようになったのか
物理の成績を伸ばす勉強方法を
知ったからです。
でもそれ
「クルメだからできたんでしょ?」
「自頭良かったんだね」
いいえ、違います!
僕は決して自頭は良くなく、
惰性的な性格で
周りからもバカにされた
ような人間です。
というのも
僕は某有名予備校のアルバイトを
大学一年生から
現在まで続けているのですが、
自分が大学一年の際に
担当をした受験生で
物理が圧倒的に苦手で
できないM君がいました。
どんな方法を試しても、
どんなに時間を費やしても
一向に物理の成績が伸びない
一年前の僕と同じ
『物理難民』でした
そのM君に
細かく指導し
実践したところ、
「物理が楽しくなりました~!」とか
「やっと物理が理解できるようになりました!」
と
M君の物理の成績を
伸ばすことに成功したのです!
ちなみに
2019年6月→8月のセンター模試の点数が
30→70とたったの2か月で
40点もup!!
M君が言うには
前よりも断然スムーズに
勉強を進められることができたと
その結果をものすごく喜んでいました
そして
M君は最終的にMARCHを蹴って
なんと!
東京理科大学に合格したのです!
僕が伝えた
物理の正しい勉強方法が
実際に僕以外の物理で悩んでいる人を
成功に導いたのを感じ、
メチャクチャ嬉しかったです。
このように
多くの人にM君や僕が成功したように
成功してほしいのです!
そういう思いでブログを書きました
なぜ、この世の中に
参考書や学習法が
何十種類とあるのにも関わらず
そして学校の先生の授業を
丁寧に聞いているのに
今もなお
成績を伸ばすのに
苦労しているのですか?
それはあなたが
を、知れば
あなたは必ず成績を伸ばせるのです。
それを見つける作業は
僕がすべてやりました。
インターネット、参考書、問題集
某有名予備校の授業、受験成功者、失敗者の声
から情報を得て
を分析し。
追求していって
ある勉強方法として
ノートにまとめました。
昔の自分みたく
いきたい大学があっても
物理という癖のある
科目に押しつぶされて
諦めたり、
焦りをつのらせている人、
少なくとも
ここまで読んでくださった
みなさんはそうでしょう
そんな人たちにその夢を
諦めて欲しくないのです!!
僕が特別だったわけでは
ありません。
物理が苦手だからといって
苦しまないでください。
物理の入試で一番出やすい分野は○○!
入試というのは計画次第で
大きく結果が変わりますよね!
自分の志望校の傾向を知り
それに合わせた計画を立て
勉強していく
そうすることでより効率的で
的を得た勉強ができるように
になります!
そういった意味では
各科目ごとに
どの分野が重要で
一番出やすいのか
を知ったほうが
より良い計画を
立てることができます!
そして入試では以外にも
学校では勉強するけど
出にくい分野が
数多く存在します!
もしどの分野が入試に
出やすいかを知らないまま
勉強すれば
さほど入試に出ないような
分野に時間を費やすことで
その分入試に出やすい分野を
勉強する時間が
奪われることになるのです。
最悪、その時間の差が
合格できなかった原因
となるかもしれません…
しかし、
逆にそれを事前に知っておくことで
無駄な分野は勉強しない
そして重要な分野を掘り下げて
勉強するという
志望校合格に向けた
効率的な勉強を
することができます!
今回は物理の中で
入試に出やすい重要な分野を
説明するので
最後まで読んで理解し、
これからの勉強に
役立ててください!
ではどの分野が物理では
一番出やすいのか?
力学
は確かに物理の基本ですから
ほぼどの大学でも出ます。
ですが
もう一つ出やすい分野が
実はあるんです!
それは
原子物理
です!
驚きですよね。
これまで正直重要視していなかった
のではないでしょうか?
原子(物理)という分野は
2015年度から新課程として
高校物理の範囲に含まれました。
ですが
まだ新課程に含まれたばかりなので
原子物理に関しての内容が十分な
参考書や問題集が少ない状態です。
大学側もそんな中で
原子物理を問題として出題したら
どうなるかわかっているので
現段階では
あまり入試では見かけない分野です。
出題されても超簡単な
基礎基本を問う問題しか
出されていません。
しかし、今後
絶対に出題数が
増えます!
最近では
参考書や問題集に載っている
原子物理の分野も充実してきて
いるので
必ず増えるでしょう。
そして
最大の理由が一つあります
それは
原子物理という分野1つで
力学、熱力学、波動、電磁気学
全ての分野の内容を
問題として作れる
からです!
原子物理という分野は
他の分野と組み合わせて問題を
作れるという
柔軟な性質を持っているので
要は大学側は原子物理一つで
各分野の内容を
全て問えるわけなんです!
これは僕が受験時代
お世話になった某有名予備校の
先生から教わったことです!
また、先生曰く
難易度も他の分野に
比べて難しいので
より時間をかけて
理解していくことが
重要です!
なので
この記事を読み終わったら
まず今自分がどれだけ原子物理を
理解しているのか考えて
もし全く理解していないのであれば
もう一度基本からしっかり学びましょう!
特に僕が前におすすめした
エッセンスを参考書として
使うとわかりやすいと思います!
必ず入試までには原子物理の
複雑な問題も解けるように
しておきましょう!
物理の問題集の選び方
受験の成功を握る一つの
要因として
問題集選び
はとてつもなく重要です。
もし自分に不向きな問題集を
買ってしまった場合には
物理を段階良く勉強できず
伸び悩み、
逆に苦手意識を持つ原因と
なり得ます。
なにより
その問題集を解いている時間
が無駄となり
受験生にとって貴重な一分一秒が
意味のない問題集に奪われることに
なります。
逆に
自分に適した問題集を選んだ人は
非常に効率良く成績を
伸ばしていくことが可能です。
達成感を感じながら
勉強することができるので、
物理に対して嫌な感情を
持たずに
やる気を維持しながら
取り組み続けることが
できるのです!
また、時間で比べれば
自分に適した問題集を
選んだ人、選べなかった人では
勉強の進み具合は
多くて1ヶ月以上、
少なくても半月ほどは
差が出てきます。
どちらが受験に成功するかは
もうわかりますよね?
ということで
今回は皆さんが
自分に適した問題集を
選べる人
になれるように
物理の問題集の選び方や
ポイントについて書いていきたいと
思います!
この記事を最後まで読めば
自分に合う問題集の
選び方がわかるように
なるので
注意深くよんでくださいね!
↓
ではまずどのような
問題集が自分に適しているのか?
それは
自分の物理の理解度
に合ったものです!
友達に勧められた仲間内の
中で大人気の問題集
ついつい買っちゃってませんか?
それは絶対にNGです。
その勧めてきた友達と
あなたは必ずしも
物理を理解している度合いが
同じというわけではありません。
物理は自分のレベルにあった
問題集でないと
難しい→わからない→苦手
と悪い方向に進んでしまいます。
自分の物理の理解度に合ったもの
を選びましょう!
次に
選ぶ時の注意点
ですが
物理の問題集は基本は
基礎基本を
理解するための一冊+
応用的な問題を取り扱う一冊
の二冊で物理の
ある程度の知識を固め
過去問演習を
解いていくことになると思います!
一冊だと不安だし
三冊だと物理に時間を
注ぎすぎになってしまうからです。
そこで
最も注意すべきなのが
一冊目に何を選ぶか
これが一番重要です。
物理を勉強して
最初に取り組む問題集です。
ここで自分のレベルよりも
高すぎるものを選んでしまうと
理解が追い付いていかなくなり
最悪物理に嫌気がさして
なかなか勉強する気には
なれません。
逆に低すぎるものを選んでも
その一冊分としての
ステップアップは微々たるものに
なってしまいます。
しかし、
一冊目に自分に
適したものを選ぶことができれば
その一冊が解き終わるころには
物理としての知識が
ある程度得られているので
二冊目に選ぶ問題集は
どれが自分に適しているのかが
一冊目を選ぶ時よりも
分かるのです!
なので一冊目の問題集は
慎重に選ばなければいけません。
いかに有名な物理の問題集を
レベルごとにまとめた
サイトのリンクを貼るので
自分のレベルに適した問題集を
探してみてください!
https://daigakuzyuken-pro.com/2018/01/28/buturi-sankousyo-physics/
次に
自分のレベルに合う
問題集をある程度
絞り込んだ際の注意点です!
自分の中でいくつかの
問題集に絞り込んだけど
どれがいいかわからない・・・
なんて時は
中身の質に注目します!
特に注目すべきは
・解答解説が詳しいか
・各分野ごとの問題量
この二点です!
解答解説が詳しければ
より自分の中に取り込める
知識が増えますし
問題が多ければ多いほど
演習量がふえて
より物理への
理解は増しますよね!
一冊目は
より解答解説が詳しいもの
二冊目は
より問題が多いものを
選ぶとよいかもしれません!
ということで
物理の問題集の選び方
分かっていただけたでしょうか?
最後にやってほしいこととして
今自分が使用している問題集を
この記事を上から読み返しながら
一つ一つ当てはまっているかどうか
確認してみてください!
全て当てはまった人は大丈夫です!
当てはまらなかった人は
正直問題集を変えた方が
良いと思います。
この記事を一からもう一度読み返し
リンク先の問題集を参考にしながら
自分に最適な問題集を
選ぶことをお勧めします!
自分に最適な問題集を見つけ
効率よく勉強を進めていきましょう!
物理の公式を導出する際によく使われる〇〇を理解しよう!
物理の公式を一から導出する
これはものすごく
大切なことです!
ですが公式の導出の手順を
理解しようとするときに
ただでさえ膨大な数の数式を
扱っているのにも関わらず
〇〇のせいでもっと
分かりずらくなってしまった…
なんてことがよくあります。
そうその○○とは
近似です!
近似は
物理の公式を導出する際には
なくてはならない
数学的考え方です。
ただ物理との親和性が高く
- 公式の導出
- 問題集の応用問題
- 二次試験本番
などあらゆる場面で使われるので
しっかり理解していなければ
試験本番の最も大事な場面で
使い方が分からず
大問丸々落としてしまう等
痛い目にあいます。
逆にきちんと理解しておけば
普段問題で出てきた際に
使い方やその考え方を
確認できるので
試験本番でミスをするような
ことはなくなります!
以下の記事をよく読んで
早めに理解し
早めに頭の中に
定着させましょう!
ということで
さっそく考え方から
説明していきます!
近似とは簡単に言えば
小さい数は無視!!
という考え方です!
例えば
人間の身長を表すときには
小数点第一位までで表しますが
ものすごく小さな数まで考えれば
175.845749438・・・cm
と永遠に続きますよね?
でもそんな小さな数まで
考えても仕方がないというので
小数点第二位で切り上げているのです。
この考え方と一緒です!
なので
ピッタリと割り切れないような
数字が出てくる際に近似は
使われます!
では今度は
数式で説明していきます。
物理でよく使われる近似は
一次近似↓
|x|<<1のとき
(1+x)^n≒1+nx
・・・①
これは
絶対値xが1よりはるかに小さいとき
(1+x)のn乗は1+nx
という意味です。
なぜそう言えるのでしょうか?
①の式を二項展開してみましょう
(1+x)^n=1+nC1x+nC2x^2+…
=1+nx+2(n-1)x^2…
2(n-1)x^2に注目しましょう。
ここで|x|は1よりもはるかに
小さい数ですよね
ただでさえ|x|は1よりもはるかに
小さいのに
x^2となればもうそれは
微塵の数です。
そのような数は
物理的には小さすぎて
なんの意味も持たないのです。
なので2(n-1)x^2以降
の項は0とみなし
①が言えるわけです!
分かりましたか?
中には一度読んだだけでは
わかりにくいという人も
いると思います。
読んだだけで終わりに
するのではなく
一度自分の手で
ノートに僕が近似について
書いた内容を
ノートに書き写しましょう!
そして何となく理解できた人は
その練習として
ヤングの公式を
一から導出してみてください!
それができれば基本近似は
大丈夫だと思います!
根気よく理解できるまで頑張ってください!
物理現象を頭の中に思い描きやすくする方法
物理の問題を解いている時に
問題で問われている物理現象が
スっと頭の中に
思い描けるようになったら
良いですよね!
今日はそんな
物理現象を頭の中で
イメージしやすくなる
勉強方法
をお伝えしたいと思います!
皆さんも十分承知のことだと
思いますが
物理の二次試験では
文章や図で説明されている
複雑な物理現象を
頭の中でイメージする力
が求められます!
もし、あなたが物理現象
を頭でイメージするのが苦手
だとしたら
複雑な問題になればなるほど
解くのが困難になるのです。
最悪、受験本番で
公式を解答用紙に書かずして
終了…
なんてことも。
でも大丈夫です!
物理現象を頭の中で
イメージしやすくするには
方法があります。
以下にその方法・コツを
書いていくので
しっかり読んで理解してください!
物理現象を頭の中で
イメージするのが得意になれば
二次試験特有の特殊な問題にも
対応できるようになるので。
頑張りましょう!
ではその方法一つ目
1.図を描きまくる
問題に書かれている
物理現象を自分の手で描くことで
何が起きているのか?
という状況把握を
視覚的に行うことができます。
また、
物理は一つの問題の中で
何回も状況が変化します。
状況が変わるごとに新しく
図を書き直すということを
意識してください!
それを
何度も繰り返していくうちに
大抵のことは図を描かなくても
頭の中でイメージすることが
できるようになるのです!
なので
物理現象をイメージするのが
苦手な人は
図を描く
ことから始めましょう!
そして
方法の二つ目は
2.実験を行う
学校の物理の授業で
実験を行っているときに
ついテキトーになっていませんか?
それはあまりにももったいないです。
実験は
物理現象を間近で見て
体験することができます
その体験を記憶することで
こうなればこうなる
といった物理現象の仕組み
を理解することができるのです!
そうすれば
参考書や問題集に
ずらずらと文面で書かれた
分かりずらい現象を頭の中で
イメージしやすくなるわけです!
実際に自分が某予備校で
担当していた生徒の高校の
東京学芸大学付属高校では
(偏差値は東京都内6位)
物理の授業を実験中心に
進めているらしく、
えらくその子が
物理の難しい授業でも
呑み込みが早いので
(僕が)驚いていたら
「学校の授業が実験が多いので
イメージが湧きやすいんです」
とその秘訣を僕に教えてくれました。
めんどくさいように見えて
しっかりと取り組んでいる人には
効果が出るものなのです。
これから受ける物理の実験の授業は
人一倍熱心に受けるようにしましょう!
また、近年では
Youtubeに物理の実験を動画として
上げてくれている人もいます
もし自信がない分野がある人は
その分野の実験をYoutubeで
見てみると良いと思います
いかにクオリティの高い実験を
あげている人のリンクを
貼っておくので見てみてください!
https://www.youtube.com/user/kindofmoustache2/playlists
ほかにいろいろの科目も
動画として上げていますが
再生リストから自分の見たい分野を
探すことができます!
公式の意味はこうして理解する!~具体的なやり方と捉え方~
物理の公式を理解しようと
するときに
物理ができる人の
「こうゆう風に自分は
公式を理解しているよ~」
という具体例が一つ
あれば良いですよね。
その具体例があれば
同じように自分も
取り組んでみたり
安心して勉強に
取り掛かることができると思います!
逆に
成功している人の例を知らず、
自分独自のやり方を続けていると
このままやってうまくいくのかな…
とどうしても
不安を抱えたまま
勉強することにつながり
非効率的な勉強
になってしまいます。
受験生は
一分一秒が大切
なので
早くその不安な状態から抜け出さないと
最悪、
第一志望校まで
あと一歩だったのに…
なんて
後々後悔することになるかも。
でも皆さんはそうなりたくないですよね。
大丈夫です!
今回は実際に公式の意味を
どのように理解していくのかを
具体的に説明していくので
この先の内容をしっかりと読んで
理解すれば不安は消し飛びます。
いち早くその悪い状態から
抜け出せるようにしましょう!!
それでは
今回は
相対屈折率の公式
を例にして
公式からどの様な意味が
得られるのか
解説していきたいと思います!
相対屈折率の公式はこれですね
では実際に図を描いて考えてみましょう
*下の図は入射角をα、屈折角をβとして描いています。
まず注目してほしいのが
上の相対屈折率の式でいう
sinα/sinβ=n12
この公式から分かることは
sinβの値に対してsinαの値が
大きければ大きいほど
相対屈折率は大きくなるし
小さければ小さいほど
相対屈折率は小さくなる
つまり相対屈折率というのは
sinβの値に対してsinαの値は
どれほどあるの?
ということを言っているんです。
それを図で確認してみましょう
まずsinαとsinβを
視覚的にわかりやすくするために
原点Oを中心とした半径が1の円を
描きました。
そうすれば
その円と光の交点からAB軸に垂直に引いた
直線の長さがそれぞれ
sinαとsinβの値となります!
これはわかりますね?
よって図形から考えた公式
sinα/sinβ=n12
というのは
図のようなsinβの直線の長さに対して
sinαの直線の長さが
長ければ長いほど
相対屈折率は大きい
つまり
↳屈折光よりも入射光が
傾いていれば傾いているほど
相対屈折率が大きい
(逆も然り)
という風に言い換えることができるのです!
面白いですよね!
そして次は
v1/v2=n12
この公式が意味しているのは
屈折光の速さに対する入射光の速さ
が相対屈折率だ
ということですよね?
はい、そうです
ここで感がいい人は
もう気づいている
かもしれませんが
残った公式
sinα/sinβ=v1/v2
この公式と先ほどの公式を
照らし合わせることで
物質中の光の速さが
大きければ大きいほど
境界面に対して光は
傾きが大きくなる
ということが言えるのです!
公式をこのように
分解して考えていくことで
新たな意味を掘り出し
違う角度から理解することができるのです!
興味をもってもらえたでしょうか?
ちなみに先ほどの結論は
かなり説明をはしょってしまいましたが
分からなかった人は
なぜそう言えるのかを
この記事の一番最後に
書いておくので
もう一度この記事を読み返してみたり
またノートに先ほど貼った
図を自分で描いてみたり
自分の頭でまずは考えてみましょう!
それでもわからなければ
見て構いません。
ということでどうだったでしょうか。
今回は相対屈折率の公式の意味を
様々な言葉に変換して
理解する方法を書いてみました。
ぜひ違う公式でもこの記事を参考にして
意味を理解できるようにしてみましょう!
しかし、まずは復習するということが大事なので
先ほど僕が描いた内容を理解できた人も
もう一度この記事を読み返したり
図を自分で描いたりして
誰かに説明ができるようになるまで
自分の頭の中に落とし込みましょう!
ps
分からなかった人へ!
sinα/sinβ=n12
この式より
AB軸に直角に引いた
sinαの直線がsinβの直線よりも
長ければ長いほど
n12の値は大きくなり・・・①
短ければ短いほど
n12の値は小さくなります・・・②
①の時は入射光が屈折光よりも
傾いていて(下図と同じ)
②の時は屈折光が入射光よりも
傾いている
つまりsinの値が大きいほど
光は境界面に対して傾くのです・・・③
また
v1/v2=n12
この式より
v1がv2よりも
大きければ大きいほど
n12の値は大きくなり・・・④
小さければ小さいほど
n12の値は小さくなります・・・⑤
こうして考えると
①と④、②と⑤は
sinαとv1 、sinβとv2
を入れ替えただけですよね
なので③もsinとvを
入れ替えてしまえば
vの値が大きいほど
光は境界面に対して傾く
と先ほどの結論に至るわけです!
物理ができる人はみんなやっている?公式を理解するために〇〇する!
物理の公式は暗記するのではなく
理解しろ!
ことあるごとに
言われる言葉ですよね
でも実際に
どう理解すれば良いか
まず何からやれば良いか
このような具体的なことを
教えてくれる人は
なかなかいません。
自分一人で
その公式がどのような場面で
使われるのかを考えたり
参考書と
にらめっこしてみたり
色々試すけど
なかなかうまくいかない。。。
でも実は
物理ができる人が
公式を理解するために
やっている
共通する勉強方法が
一つあります!
それは
物理ができない人にとって
無意識のうちに
避けてしまっていることです。
ですが物理ができる人は
その勉強方法を
意識的にやっているのです!
もしあなたがこのまま
無意識のうちにその勉強方法を
避け続けていたら
この先必ず公式理解に苦しみ
受験間近まで悩み続けることになるかも…
そして受験当日
物理が不安なまま
挑む…
そんなの嫌ですよね。。。
しかし
もしあなたがこの記事を読んで
物理ができる人ほとんどが
行っている勉強方法を
理解し実行できれば
公式を理解するきっかけを掴み
いつの間にか物理が
得意科目へと
変わっていることでしょう!!
ではその勉強方法とは何か?
↓
それは
公式を導出すること!
これは非常に重要なことです。
大学受験の二次試験は
導出過程に置ける考え方を
問題で使うケースが
非常に多いためです!
また
公式を導出することで
その公式がどのように
出来上がったのか
そしてどうして
出来上がったのか
を知ることができます。
それを知ることによって
その公式をどのような場面で
使えば良いのかがわかるように
なるのです!
例えば
ドップラーの公式
というのがありますよね
あの公式こそ
絶対に暗記してはいけない
公式なんです。
基礎問題は暗記だけで
解くことができますが
ドップラ―の応用問題はは
導出過程を理解していないと
太刀打ちできません。
ただ導出する必要のない
公式もあります
ローレンツ力などまさにそうです
この公式は高校物理では
導出不可能なので
覚えるほかありません!
なので、
導出という作業が重要な公式は
教科書に全て載っています
まずは教科書に載っている
公式の導出を
100%他の人に説明できるように
なるまで丁寧に読みましょう。
それでもわからない場合は
ノートに一通り書き写すなど
手を動かしながら考えてください!
公式が一通り導出できるようになれば
だんだんと物理の世界が見えてくるので
根気よく頑張りましょう!